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正体不明の不可視の存在に遭遇した時のマニュアル

1  気分転換

不可視に遭遇した場合、最初にすべきことは、全く関係ないことを行い気分を変えることです。食事、ゲーム、動画や音楽の鑑賞、読書、このような物理的な刺激を入れて不可視を完全にあなたの意識から消しましょう。没頭できるものがいいです。あなたが不可視の存在を意識し、不安になればなるほど不可視は強化されていきます。
弱い不可視、通りすがりの不可視であれば気分転換だけでいなくなります。

※当然のことですが、気分を変えている間はあなたのタルパやIF、ガイドなどのことも忘れてください。彼らはあなたに忘れられても消えるような存在ではありません。

2  追儺

気分転換を行った後も不可視の存在がいる、ということは十分に有り得ます。こうなった場合の対処法はいわゆる「追儺(ついな)」と呼ばれるものです。不可視の位置や姿を認識できるかどうかで対応が変わります。

2-1 不可視の位置や姿を認識できる場合

基本的に、肉体を持たない不可視よりも生きている我々の方が強いです。故に、攻撃が有効です。いくつか例を挙げておくので合うものを使ってください。姿はぼんやりでもわかるのであればこちらの方法を使うのがいいでしよう。

攻撃1  イマジナリー武器

武器のイメージによる攻撃です。剣、ハンマー、斧、銃、なんでも可能です。武器で不可視を攻撃してください。叩く、斬る、火をつけて燃やす、なんていうのもあるでしょう。不可視はパーツを削られるのが効くらしいので切断・消滅させられる武器がオススメです。
武器のイメージよりも「不可視のどこをどのように傷つけるか?」「攻撃が入った不可視はどんな反応をするか?」を鮮明に想像した方がなぜかダメージが大きいです。凄惨な光景が生まれても目を逸らしてはいけません。形がなくなるまでやりましょう。

攻撃2  握りつぶす

武器のイメージができない人向けです。虫、粘土、紙、豆腐など、何かを手で潰した経験があると捗ります。
拳をぎゅっと握ると同時に、不可視が小さくなっていく様子をイメージをします。小さくなりすぎて見えなくなるまで繰り返し行いましょう。上手くいくと一度で終わらせることができます。手の中でモノが潰れていく感覚を思い出しましょう。あれです。

攻撃3  塗る

性格的に攻撃があまり得意ではない人向けです。イカの色塗り陣取りゲームを思い出してください。だいたい同じです。好きな色で不可視を塗りつぶしてください。不透明度100%で、不可視の実際の範囲よりも大きく、平面的に塗るのがオススメです。不可視の上から大きくバツのマークをつけるのも良いでしょう。特に色に指定はありませんが、赤、白、黄色あたりがオススメです。明るくて生命力を感じる色ですね。パステルカラーよりも原色の方が強いです。

これらを不可視の存在が視界に入る度に行ってください。復活する場合もあるので、前述の気分転換と併せて何度も行うのがいいでしょう。繰り返し行っているとそのうちいなくなります。

2-2  不可視の位置や姿が認識できない場合

なんとなく気配だけを感じて不安、という時はこちらです。一般的なものを挙げておきます。

火    手軽なロウソクがオススメです。アロマキャンドルでリラックス効果を狙ってもいいですね。

セージ  パワーストーンのお店とかにあります。白い葉っぱです。香りと煙の力で空間をいい感じに浄化しましょう。

ファブリーズ  有名ですね。良くない感じのところにぶっかけましょう。ついでに匂いも消せます。

日光  昼間の場合はとても有効です。カーテンと窓を開けて日光と外の風を入れましょう。

刃物   悪夢はこれでなんとかなることがあります。ハサミやカッターなどを枕元に置いて寝ましょう。金属はよくないものを吸う性質があるそうなので手軽に浄化・廃棄できるものがオススメです。
※浄化は窓際に置いてしばらく日光に晒しておくだけで十分です。思い出したらやりましょう。この方法でパワーストーンなども浄化できます。

塩   空気が良くないところに撒いてください。フライパンで軽く炒ってから撒くと効果が上がるそうです。塩は木材などに良くないので室内ではお勧めしません。盛り塩は専門外なので割愛します。米もいいらしいですね。塩を少し入れたお風呂に入るのもいいでしょう。
こちらも気分転換と併用して繰り返し行ってください。

3  不可視を迎え入れる場合

どれだけ無視しても追儺をしてもいるし、特に嫌な感じがしない、という不可視の存在もごくごく少数ですがいます。このような存在を仲間として迎え入れる時に確認するべき点です。

人間に対してきちんとした謝罪ができる

とても大事です。最低ラインは目を伏せて「すまん」です。頭を下げて謝罪の言葉を言えるかをチェックしてください。謝罪ができない不可視は人間を下に見るようなプライドの高い存在です。確実にハズレです。

あだ名や仮名など、人間のつけた名前を嫌がらない

「名前をつける」というのはある種の封印であり呪いです。不可視に名前があっても新しく名前をつけて繰り返し呼べば新しい名前に合うように性質が変化していきます。あだ名や仮名で呼ばれるのを嫌がる存在はやめた方がいいでしょう。逆に、迎え入れる場合は徹底して新しい名前で呼びましょうね。

タルパやIF、ガイドなど、もともといる存在が嫌がらない

上記の条件を満たしていても常駐の存在が加入を嫌がる場合はあります。だいたい理由があるのでよく聞いてあげてください。「なんとなく気に入らない、嫌い」という場合は無意識に警戒していることがあります。迎え入れるのは考え直しましょう。

Q&A

Q.零感なのに不可視が見えます。
A.不可視ではなく幻覚の可能性があります。対処の方法は変わりません。塗りつぶすといいでしょう。
Q  何かが話しかけてきます。返事をするべきでしょうか?
A  無視してください。反応してはいけません。すみやかにマニュアルを実行してください。
Q  害のない不可視に攻撃しても大丈夫なんですか?
A  ちゃんとした所の良い不可視であればこの程度で怒ったり祟ったりしません。むしろこの程度の攻撃で怒る存在は悪質なものが多いです。容赦なくやりましょう。祟る、呪うなどと脅してきたら10倍くらい攻撃して構いません。どうせ小物です。
Q  神様だそうです
A  自称神がいちばん信用できません
Q.不可視の位置や姿がわかる場合とわからない場合で対応が違うのはどうして?
A.的が見えないと攻撃が当たらないからです。
Q.タルパやIF、ガイドが不可視を連れてきました
A.まず、なぜ連れてきたのかを問い詰めてください。理由に納得したらその個体に責任を丸投げして迎え入れるのもおすすめはしませんがアリです。問題を起こした場合は連れてきた本人に処理させましょう。
Q.不可視の存在をタルパやIF、ガイドに処理させてもいいですか?
A.確実に屠れるのであれば可です。仲間にしたいなどと甘いことを言うような優しい性格の個体は不可です。
Q.追儺はタルパやIFを消すのにも使えますか?
A.不可能ではありません。しかし、この方法でタルパやIFを消すのは時間と手間がかかります。他の手段ではどうにもならない時の最終手段です。やめましょう。

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