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ダイブについて

ダイブについて

タルパ界隈でよく見かける言葉、「ダイブ」についてあれこれ書いていきたいと思います。

ダイブとは、ダイブ界といわれる別世界を構築してそこに遊びに行くような行為のことです。ただしタルパー界隈では人によって具体的にどのような現象や技術を指しているかには個人差があるようなので、留意してください。

私がよくやっているダイブは白昼夢のようなタイプのものですが、体外離脱や明晰夢寄りのダイブも可能であれば取り入れていきたいと考えています。(タルパーの中には「体外離脱」や「明晰夢」などの白昼夢とは異なる現象を指してダイブと呼んでいる方もおそらくいます)。

明晰夢や体外離脱のやり方については、詳しく書いてある書籍やサイトがたくさんありますので、そちらで調べたほうが話が早いでしょう。あきらめずに、色々と試行錯誤を続けていくことがコツです。

なお、「ダイブ」はタルパー生活に彩りを添えるとは思いますが、別に必須な項目だとは思わないので、やらないならやらないで全くそれで構わないと思います。ダイブは、ネットにタルパの作り方が出始めたときには無かった後付けの概念だと言われていますし、ダイブができないからタルパーとしてどうとか言う必要もないです。

ただ、ダイブ界については自分がダイブする以外にも使い道があるので(→別記事にする予定です)、ダイブをするかどうかはともかく、ダイブ界はあった方が便利かもしれません。

ダイブ(白昼夢タイプ)とはどのようなものか

白昼夢の意味を調べてもらうと雰囲気がつかめると思うのですが、ようは没入度の高い空想です(※タルパのことを空想の産物だと言いたいわけではないです。言葉のあやです)。

起きている状態で、何か考え事をしているときに、考え事の中身に意識が向いている結果、周囲の音や景色が遮断されたような状態になっていて、呼びかけられたり何らかの刺激でハッと我に返ることがあると思いますが(おそらく体質なんかも関係するので、もしかしたらそういう経験のない人もいるかもしれません)、そういう感じの意識の集中状態で「ここ」とは別の場所に意識を飛ばすことを倉文式ではダイブと呼んでいます。

ダイブ先の空間は、自由自在にどうにでもなるので好きなものを用意するとよいと思います。ただし、自分がよく知らないものだとあまり鮮明にイメージできないかもしれません。目的地を用意しなくても自然と浮かんでくる人で、とくに意識して作りたい希望が無い場合は、自動で浮かんでくるのに任せてもいいと思います。

※海外のタルパー界隈ではダイブ界のような場所を指して「ワンダーランド」と呼んでいるらしいです(語学に強い方は海外のタルパ情報を探してみるのも楽しいかと思います)。

ダイブ中の体感

  • 寝てるか起きてるかどうかでいうと起きている。体制は立っていても座っていても横になっていてもできるが、静かな場所で座るか横になっているのがやりやすいと思う。深度によるが、なにかあまり頭を使わない単純な繰り返し作業をしているときや、スマホを触りながらでも浅めのものならできないこともない。目は閉じていても開いていても可能。
  • 私の場合は、自分の見る夢や明晰夢と比べると、それほどの生々しい身体感覚や視覚的な感覚は無いことが多い。ただし身体感覚が薄かったとしても、「自分がその場(ダイブ界の中のその場所)にいるような感覚」はある。
  • ダイブが深くなると周囲の騒音や流れている音楽、目に見えている景色などの情報は意識の外に追いやられるが、浅めの状態を維持して現実の方を同時に見ながら軽作業をすることも可能ではある。
  • 横になって目を閉じて取り組むと最終的に寝落ちすることが多い。

ダイブ界をどう作るか

私の場合は、イマフレと遊ぶのに使っていた世界がもともとあったので、それを流用したところにダイブしていることが多いです。そこでやりづらいことをやるときや、必要に応じて即席の場所を作ったり、版権の世界観を借りて遊ぶこともあります。

イマフレと異世界で遊んですごしていたことがある人は、ダイブの感覚も比較的容易に掴めると思いますし、場所ももしかしたらもうすでにあるものをそのまま使えるかもしれません。
また、創作キャラを架空の世界で生きさせているタイプの人なら、あなた自身がそこにいて動き回っている状況を作り出しうまく入り込めるなら、そこをダイブ界とすることができるんじゃないかと思います。

そういう場所を一切持たない人がダイブ界を一から作るなら、まずは部屋一つなどのイメージできそうな範囲から始めて、余裕をみて拡張していくとかがやりやすいんじゃないかなと思っていますが、個人差もあると思うので何とも言えません。部屋の間取りを描いてみたりしてイメージしやすくするのも効果があるかもしれませんが、私はダイブのたびに部屋の間取りが変化してもそれほど気にならないので、そこまでのことはやっていません。こだわりポイントは人それぞれなので、毎回同じ間取りじゃないと納得いかない人は間取りなどをしっかり決めるなど、自分のこだわりに合わせて設計していけばいいと思います。

なんにせよ、その設計している部屋なり空間なりが、どこかに存在しているとしてイメージすることがポイントです。自分の脳内にあると考える人もいれば、異世界や亜空間にそのような場所があるという感覚でやっている人もいるようです。その辺は自分が納得できるなら好きなようにすればよいと思います。あなたがダイブを通してそこに行けることが重要で、どこにあるかはそれほど問題にしません。

ダイブのやり方

  1. ダイブ界を用意します。
  2. 自分がダイブ界に居るかのように周りの状況を想像します。よく使うスタート地点を決めておいた方がやりやすいかもしれません。自分の姿勢、それに合わせた重力の方向、周りの明るさや景色、部屋の広さ、空間の雰囲気などを丁寧にイメージします。現実の体はリラックスした状態の方がやりやすいと思います。横になっていたり目をつぶっていてもいいと思いますが、ダイブ先での姿勢とこちらでの姿勢が違うと、もしかすると最初違和感があるかもしれません。
  3. 例えば横になってダイブに挑戦していて、ダイブ界での自分が椅子に座っているとして、ダイブ界との姿勢や重力の方向の違いに違和感が無くなり、ダイブの方で自分が動き回るイメージができたら成功だと思います。
  4. あとは自由に歩き回ったりやりたいことをやりましょう。寝落ちか、意識をこちらに戻すことで終了となります。
いきなりダイブ界の自分の体の中にいる状態をイメージするのが難しい場合は、自分の体がその環境の中に存在しているのを上空から確認して、自分の体へ意識が降りていくようにすると上手くいく場合もあるので試してみてください。

他の方の話を聞いていると「決まった道のりを歩いていくとダイブ界へ通じる門に着く」「水に沈んでいくイメージをして、一定の道のりを経た後地面に降り立ったところがダイブ界」というような方法でダイブをしている方もいるようです。なかなかうまく行かないという人は、自分に合った方法が見つかるまで色々試してみるとよいと思います。

私はダイブをしていないときでもダイブ界に自分とタルパの体がそれぞれ存在し続けており、良い感じに日常生活を送っているという体でダイブをしていますが、その辺の考え方は自分に都合の良いようにしておけばよいと思います。

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