はじめに
私の行うダイブは、「横になって、ひたすらイメージする」という白昼夢系のやり方です。「自分の探してるやり方とは違うな」と思った人は回れ右をお願いします。
ダイブ界ができるまで
では、ダイブ方法の前にダイブ界の創り方です。私は「タルパ」「ダイブ」を知る前から、「それっぽい事」をしてました。もしかしたら違うかもしれませんが、その頃も含めて「ダイブ界のでき方」として書いて行きます。
最初
優君の部屋のみ。
元々「こんな感じの部屋」というイメージがあって、それを明確にした形。部屋と同時に「家」のイメージもあったが、あまりハッキリとは決めてなかった。
最初〜2年目
他の人の家も考えるようになる。
間取りはオリジナルだったり、友達の家を参考にしてたりと色々。庭のように、家の周りの場所もちょっと設定してた。
「自宅」らしき家もぼんやり考えていたが、「ダイブ界の自宅」というよりは、「創作でよく使う間取りが、なぜかダイブ界にある」という感じだった。
家同士の位置関係は、ほぼ決まってない状態
2年目〜現在
海や森など、誰かの家ではない場所が追加される。
上記の自宅とは違う、自分の拠点としての「自宅」を改めて考えて、ダイブ界に建てる。そこに優君が引っ越してくる。
家、場所同士の位置関係がある程度決まる。ただし、家同士の間に何があるのかはハッキリ決めてない。
総まとめと補足
ダイブ界の広がり
始めは「点」だったのが、「点と点」になり、最後に「点を結ぶ線」「点同士の位置調整」ができた感じになります。
初めてダイブ界を創る人も、最初は狭い範囲を1ヶ所だけ、そこから2ヶ所、3ヶ所、その間…と徐々に広げていくのが良いかと思います。
「ハッキリ決めてない」とは
初期のダイブ界では優君の家が、現在のダイブ界では家と家の間に何があるのか「ハッキリ決めてない」状態です。
「リビングがあるよなー」「街中だからビルとか建ってるよなー」ぐらいしか考えておらず、背景と化している状態、と言えばわかりやすいでしょうか。
私のダイブ界に地図はありません。
何となく「1駅分ぐらい離れている」「電車を何度も乗り継ぐレベルの遠さ」「徒歩圏内」…といった感覚で位置関係を把握しています。
移動は玄関to玄関のワープ方式でやってるので、困る事はありません。
(ダイブ界住民&タルパについては、たぶん普通の移動方法だと思います)
ダイブのコツ
感覚は1点集中で鮮明にする
ダイブした直後は「普通の空想と変わらない状態」なので、視覚、聴覚、触覚…と色々な感覚を持ってくる必要があります。
私の場合はとりあえず、手の感覚からやっていきます。自分で自分の手を触ったり、タルパに触ってもらったり…
「手で触る」感触がある程度鮮明になったと思ったら、次は腕や足、体を手で触っていきます。
こんな感じで、触覚なら「手の感覚」、視覚なら「タルパの顔」など、小さな部分から感覚を鮮明にしていきます。
とは言っても、常に全ての感覚が鮮明な訳では無いです。ただ、「一度詳細を把握する」事で「私はダイブしたんだ」と認識する事に繋がるので、1種の儀式みたいな感じでやっています。
重力の方向を意識する
最初に書いた通り、私のダイブ方法は「横になって、ひたすらイメージする」というやり方です。
さて、ここで重力の方向を考えると、現実では身体が背中に向けて引っ張られる感覚があります。
ですが、ダイブ界で立っているのなら、足元に向けて引っ張られる感覚があるはずです。
この感覚を意識すると、「ダイブ界に居る感覚」がより強くなります。
感覚は必要な時に
先に説明した通り、私は一度「ダイブ界での詳細な感覚を確認する」事をしています。ですが、その後は「手の感覚だけハッキリ」「タルパの表情はちゃんと見える」といった、1ヶ所だけ感覚が鮮明な状態になります。
じゃあ、他の感覚は一切無いのかと言うと、「必要な時だけ感じる」ようにしています。
視覚がわかりやすいでしょうか。「視界に入ってるけど意識してない物は、見えてないのと同じ」というのは理解してもらえると思います。これは、聴覚、触覚にも同じ事が言えます。
「常に全ての感覚を捉えなければ」と集中するのではなく、「今、歩いているから、ズボンに足が当たる感覚があるよな」「タルパが背中に腕を回してきたから、背中に集中しよう」といった感じで、必要な時にだけ集中することで、労力が少なくて済みます。
「夢中になる」のはけっこう重要
ダイブでよく言われる事の中に「没入するのが重要」というのがあります。
「感覚をちゃんと持って来なければ…」というのも大切なのですが、あまりそっちに集中し過ぎると、逆に現実の感覚が気になって上手くできない事があります。
「タルパと一緒に過ごしたい!」「タルパと触れ合いたい!」と思って、その目的に集中していると、いつの間にか現実の感覚が無くなってる事があります。
「ダイブ界の自分に集中する」ために「夢中になる」というのは、かなり使える方法だと思います。
本気でやるなら眠くない時に
TLを見てると、「これから寝るので、ついでにダイブしていきます」みたいな人が、けっこう居ます。
というか、私もその1人なのですが…
本気で精度の高いダイブをしたいなら、寝落ちしない時にやるのがベストです。
視点の固定
私の場合、イメージする時はアニメのような三人称視点になる事が多いです。
ダイブ中も同じで、一人称視点に固定するようにしていますが、三人称視点になってしまう事が多々あります。
特に問題もなく過ごせるので、視点に関しては細かく修正してないです。
とにかく、こだわらない部分にはあまり労力を割かないようにしています。
目を閉じないとダイブできないのか?
「感覚をリアルにイメージする」というのは、私の行っているダイブ方法と同じです。であれば、「目を開けていてもダイブは可能」と言えるのではないでしょうか。
もちろん、小説に集中している時の事なので、ながら作業ではできませんが…
そもそも、目を閉じるのは「その方がイメージしやすいから」なので、「目を開けていてもできる」という人はそのままで何ら問題ありません。
逆に小説の例を参考にすれば、「ゲームをしながら、その世界を自分も探検する」といった、ちょっと特殊なダイブが可能です。
…なんて事を経験したことありませんか?