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鬼道式ー技術集1

これらは全て独自見解です。

タルパの声が聞き取りづらい、会話しづらいとき

これはタルパ側の不調でなければ術者側の不調ということになりますね。
現実世界が雨の日や術者の疲労時、ストレス下、緊張時などにそうなりやすいとのことで。

対応策は一番は(特に肉体疲労時)できるようになるまで寝て待て、飯食って休めということなんですが、私の記事を読んでいるような気の運用について少々学んでいるだろう方にはある程度の解決策があります。

呼吸法、気功法による気の補充がそれです。
私の見解ではタルパも霊的存在ですから、霊力が足りなくなる事(気枯れ、MP切れなどと呼んでいます)によって認識しづらくなるのは当然です。
ですので呼吸法と気功法によって霊力を追加すればまた見えるようになると言う話。

この時エネルギー源には身近なコンセントなどを使うと良いでしょう。
タルパが出来るくらいに霊能があるなら気を感じるくらい簡単です。
コンセントに手や足を触れて(言うまでもないことですが感電にはご注意ください)中から吸い出しましょう。
コンセントには人工の気(五行の木気です)が満ちていますからね。
コンセントなら地脈などと違って不純物や過剰がなくて問題も起きませんし。

まあしかしやはり基本は食って寝ろです。
でも気功法によって霊的基礎スペックが上がることでタルパを認識しやすくはなります。
気は充実して損はありません。

そうして霊力を回復させた結果、やはりタルパと会話しづらい、と言うことになると今度はタルパ側の不調、もしくは喋りたくないだけかもしれません。
後者はタルパの勝手ですが前者である場合もあります。
コンセントから吸った気はそれをある程度解決する手段にもなります。
タルパ側の不調がエネルギー切れによるものであるなら、術者が吸ったエネルギーをタルパに渡せば良いのです。

初期段階のアストラル体の塊として切り離されていない段階のタルパはガス欠以前に気の運用ができませんが、それ以降の段階なら気を運用します。
というか使い込んでガス欠になることはあり得ます。
気のボールにして食べさせてもいいですし、接続を感じてそこから気を流し込んでもいいでしょう。

気枯れの目安

自分が気枯れ状態かを判別するそう手間のかからない方法もあります。
心を鎮めて少し瞑想状態に入った時、まともに入れず混乱した夢のようなイメージが浮かんでくるならまず気枯れです。
こう言った時にタルパをイメージしてもやはりノイズが多くなると思います。
いらない連想が止まないわけです。
そう言う時は大人しく休み、さもなくば気の充電を試みるといいでしょう。

そもそも呼吸法、気功法ってなに?

という人は私の記事を読まないんじゃないかなーと思うのですが、一応簡単なやり方を説明していきます。

呼吸法

まず呼吸法ですが、これはボックス呼吸、四拍呼吸と言われる方法がおすすめです。
何より単純なので。
頭の中で4数えつつ推移させる呼吸法です。
リラックスした姿勢で4吸って、4止めて、4吐いて、4止めて、また4吸って続けます。
無理なく続けられるテンポでやることがコツです。
ですので止める時間は2にしたりしても結構ですよ。
ゆっくりと深く吸って吐きましょう。

気功法

次に気功法です。
気のボールを作ったりするやつです。周天法とか言ったっけ?
まずリラックスした姿勢で手のひらを擦り合わせてからゆっくり手を離します。
するとある程度までは両手がお互いの熱を感じると思います。これを気感とも言います。
その熱の感覚を逃さないように、ボール状にしてまとめます。
別に大きくする必要はないですが綺麗なボールにすることを心がけるのがコツです。

この時点で霊視能力がある人は何かがあるのが見える場合もあります。
視覚化の訓練にも使えるってことですね。
さておき、次はその気のボールを腕の中に通していきます。
左腕から吸い込む方がおそらくやりやすいかと思います(個人差あり)ので、左手で吸い込む感覚で気のボールを移動させていきます。
そして左腕の中を通し、肩や胸の中を通し、右腕を通して手のひらから出します。
そしてまた左手から吸い込み、こうして体の中を回します。
この時両手のひらをくっつけると回しやすいので、霊的練度とか気にしない以上そっちでやっていいと思います。
慣れるとだんだん速度が上がっていきますが、早く回しすぎないのがコツです。ボールが崩れます。
そして最後はボールを体内で溶かして仕舞い込みます。

タルパが見えるなら手から出してタルパに食べさせてもいいでしょう。
この時、視覚化技術の練習として食物に変更してもいいですね。
味がついてタルパも喜びます。
気のボールを例えばリンゴとイメージして、そのようになっていると意識を働かせれば気のボールは気のリンゴになります。
見える形を意識して食べる姿を意識することで視覚化の練習になります。

応用

さらに呼吸法と気功法の応用です。
というか気功法は呼吸法を行いながらやるのがいいのですが、まあ文章上分けて説明しました。
呼吸法を行い意識しながら気のボールを腕の中で回すと、普通に呼吸しながらやるよりやりやすいと思います。
その上で吐く時か吸う時、どちらかの方がボールが動かしやすいというばらつきが出るかもしれません。
これは気の回路が西洋式向きか東洋式向きか、あるいはどちらでもなくどちらでもいけるか、という程度のことです。詳細は後述します。

こうして腕に気を回すことを覚えたら、コンセントから気を吸ってみましょう。
延長タップの先を手に取るとやりやすくなります。
タップを手に挟んで気のボールを回す感覚でタップから気を吸い出し、逆に送り込むのは止めましょう。
これで気は吸えます。
後述する西洋式東洋式のいずれかの合致するコアに向けて吸い込むと効率がよろしいですよ。

気の回路の西洋式と東洋式って?

上述した気を流す体内の回路には、吸う時に気をよく流す回路と、吐く時に気をよく流す回路があります。
前者を西洋式と呼び後者を東洋式と呼んでいます。
なぜそう呼び分けているかというと、西洋式回路を主に使うのは西洋魔術であり、東洋式回路を使うのは仙道などの東洋魔術がメインだからです。
西洋魔術では息を吸う時にエネルギーを体の上方、特に頭頂などから吸い込み、胸、心臓の辺りに溜め込みます。
東洋魔術では息を吐く時にエネルギー、気を体の下方、末端、特に足の裏から吸い込み、腹、丹田に溜め込みます。
気を使用する時のコアも、西洋式は胸のコアから取り出し、東洋式は腹部のコアから取り出すことで運用します。
両者が違う理由は定かではありませんが、実用上の差はあまりありません。
西洋式の方が感覚的に受け入れやすいことが多く、東洋式の方が容量が大きいことが多いと言った程度の差は存在しますが、慣れてしまえば誤差です。

実際のところ人間には西洋東洋両方の回路が備わっているので、慣れて理解すれば両方の回路を交互に使いツインエンジンにすることも可能です。
もっとも、タルパを霊的戦力として運用するなどと言った大量の気を必要とする術者でなければ、そんな面倒なことをしても利点はありません。
ていうかまあそんなことしなくても運用できますしむしろ初心者は混乱するので忘れましょう。
ですので、何と無くでもいいので自分で向いていると思った方に専念したほうがよろしいでしょう。

瞑想ってどないすんねん

気枯れの項目で気軽に瞑想状態に入ったらノイズが走ると気枯れとか言いましたがまず瞑想で躓く人も多いかもしれないので説明しときましょう。

まずリラックスした姿勢(もうこれは基本です)で、ガッツリやる場合は寝る用意をして寝っ転がってからでもいいでしょう。
次に部屋をあまり明るくない状態にし、目を閉じて心を落ち着けます。
呼吸法の呼吸を同時に行うとより良いです。

この時何も考えないとか考えるとうまくいきません。
いろいろ浮かびますが全部受け流しましょう。
特に感想も持たずぼんやりします。
…すると初心者は大抵寝落ちます。
別に問題ありません。そう言うものです。
何度もやっていくうちに大体受け流せるようになると思いますので次に自分の中の沈み込んでみましょう。
視点を目から離して体の中に潜っていくのです。
いろんな壁があったりしますのでぶっ壊しながら潜るといいでしょう。
タルパがやってきてくれる可能性もありますし、その場合は協力して進みましょう。
うまくいけばダイブみたいなことができます。

これを続けていくと全身がぐらぐらと揺れるような感覚を覚える時もあるかもしれませんが安心してください。問題ありません。
むしろぐらぐらが続くようにしていくのがコツです。変性意識状態に近いんでしょうか?
こうして潜れるようになると(あれば)ダイブ界にも潜れるようになったりします。多分。

霊能の側の自分の内部世界に入り込んでしまうこともありますがそれも別に問題ではないです。
上がれば帰ってこれます。
まあ霊能の側には足を踏み入れることになりますが私の記事読んでる人なら気にすることではないでしょう。
そもそもタルパを作る技能は霊能の一種と定義していますのでね。
素質のある人は案外いますよ。

こうした瞑想を何度も続けるとぐらぐら前の状態くらいには割とスっと入れるようになります。
気枯れ探知にはそう言ったレベルに達してからお使いください。

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