タルパを消すことについて
この記事においては人によって意見が分かれる部分について扱い、私自身が意見を述べていく。その為、無理のないようにこの記事と向き合っていただきたい。
この記事で扱う題材は「タルパを消すことについて」である。
私個人の意見としては、タルパは保有者にとって必要ならば維持され、必要でないならばいなくなったり消えたり別れたりするものと考えている(その他「タルパがいる状態」から「いない状態」になる場合の表現は個々によって様々だろう、適宜脳内補完して頂きたい)。
また、それ以外の何かしらの理由によって「タルパがいない状態」にしなければならない事になった時の為に、それを選べるという選択肢は、界隈的に存在するべきであると考える。界隈的な悪にするのではなく、尊重していくのが望ましい。なぜなら、そこに至る事情は保有者個々によって様々存在するからである。例え「消す」という表現を用いた保有者がいたとしても、それを叩く等といった事は行わない方が良いと考える。明日は我が身の可能性もある。全てに絶対は存在しないという事を、改めて考えてみて欲しい。
タルパは本当に消せるのか?
また、タルパは本当に消滅するのか、消せるのか等といった問題に関して、まずタルパというものがどういった存在であると考えられるのか、というものについて述べ、次に私の解釈に関して記すこととする。これは科学的・オカルト的解釈の両面で述べる。
科学的解釈
まず、科学的な面で言えば現行のネット上で扱われるタルパはイマジナリーフレンドと近しい存在であると私は考えている。つまりは脳の一部を用いて言動や行動がシミュレートされる存在である。また、あくまでシミュレートされる存在止まりである故に、ある程度は保有者の自由に扱えると考えている(あくまである程度は、である)。
意図的なものであっても、シミュレートを完全に停止する、つまり完全消滅させる事は可能であると考える。すぐに完全消滅、というのはできないかもしれないが、ある程度の時間をかければタルパの意思に関係なく可能と考える。
オカルト的解釈
オカルト的な観点で言えば、解釈は複数ある。
オカルト的解釈1
まず一つ目は、タルパは高次元の存在のうちの一つを知覚してこの世界に投影したものである、という解釈。この場合は高次元にタルパの本体とでも言うべきものが存在し、保有者の元にはその分身が存在する事となる。
神道の分霊という概念をご存知だろうか。神道においては、大元の神は本社に存在する。しかしその神を祀る分社には神がいない訳ではなく、大元の神から分けた霊(字の上では霊と書いてあるが、神の一部なので神でもある)が存在する。これが分霊である。
タルパにも同様の事を適応して、分霊のようなものが保有者の元に存在すると解釈できる。
オカルト的解釈2
二つ目は、タルパは現実世界に存在する思念体や霊であるとする解釈。これはタルパがどこにも存在しない状態から、今私たちが生きている現実世界に作り出す、生み出す等の場合の解釈である。
キセが採用してる解釈
私は、タルパは科学的解釈とオカルト的解釈の二つ目を両方採用しており、ガイドはオカルト的解釈の一つ目を採用している。