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第8回 名前というもの2

第8回は前回の続きになります。

名前というのは歴史があります。
古代には名前を言えば操れる時代があったとされ、真名とは別の忌み名という名前が子供につけられたり、また昔から続く悪魔払いでは牧師が悪魔の名前を探り当て、キリストの名前を使って悪魔払いをします。
だから自分から見えない存在が名乗るのは少々おかしなものです。
私はお稲荷様だ!みたいに言っても本物ならまず名乗りませんし、本物なら知っているはずの知識や情報も知らないことが多々あります。

名前とは大切であり、意味のないものでもあります。
矛盾しているようですがそういうものです。
見えない世界の住民は複数の名前があったり、また名前がなかったりいろいろです。

あなたのタルパには、ふさわしい名前をつけてあげてください。名にふさわしい存在にしてあげてください。
誰かに名前を騙られても冷静にサニワ(審神)してください。

さて、そんな名前ですが。究極に行きつけば意味はなくなります。
悪意ある人間があなたに「タルパが本当の名前を私に教えてくれた」と言ったとしましょう。
冷静になりましょう。
名前は大切です。ですが究極的に見れば意味はなくなります。
日本の神様を見ていると同じ神様に複数の名前があったり、別の宗教と同一視されていたりします。
下手したら同じような存在がごろごろ。
見えない世界は我々の常識は通用しません。

彼らは同時存在が可能な自律型思考ユニットというのが正解でしょう。
無数に存在でき、独立して動き、思考し、全体にアクセスして、全は個であり、個は全であるというものです。

あなたのタルパはあなただけのタルパです。
たとえ、誰かに何を言われても最悪、別のユニットが複製されたかもしくは間違ったユニットが行ったと考えられます。
だから、他人が何をいっても気にする必要はないのです。

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