タルパの立場や役割を用意する
自分のところにいるタルパがどのような生き物なのか、自分のところに来るまでにどのような経緯があったのか、どういう理由で今自分と一緒にいるのか、なにか役目を与える必要はあるのか……という部分を考えることについて書いていきます。
自分のところにいるタルパの生態を考える
私の場合は、もともと作っていた別世界に、人間と関わる生態を持ついろんな生き物が居たので、シンプルに「自分のところのタルパはその中の1種族の1個体である」という認識にしました。もともと人間と関わりの濃い種族なので、私と一緒に住んでいても違和感ありません。
ある程度生態が分かっていると、それに伴う性質の傾向やものの考え方、食の好みや本能的な行動などの指針があるので、タルパが行動や発言をするときも「本当にそれでいいのかな?」「どうしたらいいか分からない」「好みとか無い」と悩む要素が減って自信をもって動けるのではないかと思います。
オート化し始めのタルパにあまり好みや欲求が無く無気力な場合、喋ったり動いたりしてもらおうとしてもあまり反応がないかもしれません。そこで、種族としての生態を関係づけすると、生き生きした動きをしやすくなるかと思いますので、一つのアイデアとして提案しておきます。
人間そっくりあるいは人間のタルパを作っている場合、特殊な生態というのはあまりないかもしれませんが、出身地による環境や食べ物の好みなんかはあるかもしれませんね。
タルパが自分のところに来た経緯を考える
タルパがなぜ自分と一緒に暮らしているのか。
これも、気にならない人は全然気にならない部分だと思います。自分が生み出したから一緒に住んでます。で納得できるならそれでよいと思います。なぜタルパが自分と一緒にいるか思い悩んでしまい、理由があった方が晴れやかに毎日暮らせるひとはここも自分の納得できる経緯を用意しましょう。
自分で考えて用意した経緯だと作り物に思えてしまう人は、注意深くタルパに「どうしてここに居るのか」経緯を聞いてみましょう。ある程度オート化していたら何か教えてくれるかもしれません。
ただし、経験上、分からないことを無理にタルパに聞くとタルパの性格によっては適当なことをいう場合がある(例えば道案内など)ので、そこで答えたことを全部無理に信じ込む必要はないと思います。無理のない範囲で採用していきましょう。
タルパに役割を用意する
タルパになにか役割があると、タルパの生活に張り合いが出るかもしれません。
私の場合は、タルパには「美しい見た目でもって観賞される」役割と、「共同作者として創作活動を一緒に行う」役割を与えてます。といっても普段それほど何かをしているわけでもなく、どちらかというと名目上の肩書です。
「タルパーを見守る」とか「タルパーの健康管理」とか、あるいは必要だと思う人なら「霊的守護」など、タルパにできそうで、思いつくものから良さそうなのを選ぶとよいと思います。