タルパー初心者におすすめの訓練など
特にタルパを作り始めの最初期に有効そうな活動です。
タルパを作り始めてすぐは、油断していると一日中一度も思い出さないまま夜を迎えたり、何日も忘れて過ごしてしまう事故が起こることがあります。そのようなことがなるべく起こらないようにする方法を考えていきます。
タルパを思い出すきっかけになるアイテムを用意する
スマホカバーに着けるストラップなど、毎日身に着けたり手に取るアイテムがオススメです。
それを見たときにタルパのことを思い出すよう習慣づけることで、一日中思い出さないまま忘れ去ってしまうという事故を少しでも減らせるのではないかと思います。
アイテムは買ってきてもいいですし、物作りが得意なひとならご自分でハンドメイドしてもよいでしょう。高価なものである必要はありませんが、自分の中でちょっと特別で印象深いものの方が効果が高いと思います。
そういう意味では、タルパと一緒に選んだり(まだ一緒に選ぶのが無理でも買いに行くときに意識して連れ歩くなど、手に入れるまでの思い出やエピソードを積極的に作る)、心を込めて手作りするのは良いかもしれません。タルパのイメージカラーや象徴的なモチーフなどを取り入れるのもよいと思います。
このアイテムは普段目につく場所に身に着けたり、日用品に着けて日常的に持ち歩くことが前提であり、破損や紛失のおそれがあるため、「依代」のようなタルパと直接つながりのある物にはしないほうが安全だと個人的には思います。依代を採用するとしても、この目的には別の物を用意したほうがいいんじゃないかなと思います。
使っているうちに見慣れてしまいあまり効果がなくなるかもしれませんが、その頃までにタルパを忘れさりそうな感じが少なくなっていれば十分役目を果たしたと言えるでしょう。
寝室の壁にタルパの等身大の絵を貼る
タルパの視覚化訓練としてよく行われている方法です。
同居の家族などに不審がられない一人暮らしの方に特にお勧めです。家に人が訪ねて来るときは事前に片づけておかないと、あれこれ質問されて面倒なことになるかもしれないのでご注意ください。
タルパの存在感がしっかりしてくると、部屋のタルパが実際に居る場所とは別の場所に巨大な絵が貼ってあるのは変な感じがしてくると思います。そのような変化を実感できる(かもしれない)点でもオススメの訓練です。
食事など必ずする行為に関連するイベントをつくる
大抵の人は毎日1回以上の食事をすると思うので、食事のときにタルパを意識する習慣を作ることで、タルパを一日中忘れている事故を防ぐことができるかもしれません。
タルパに食事が必要かどうかには個人差があります(タルパのつくり方のコツの辺りにそのへんの考え方を詳しく書きました)。
もしあなたのタルパが人間と同じような食事をするタイプなら、食事を分けてあげたり、一緒に食べることができるかもしれません。もちろんタルパが食べたことで食べ物が物理的に無くなることはないので、そこのところは各自上手く工夫してください。
具体的には「食事を丸ごとイメージでコピーして近くの席に出現させタルパがそれを食べる」「自分が食べる前に少し分けてあげて最終的には自分で食べる」「タルパが食べる動作をするわけではないが味覚共有をする」など色々なコミュニケーションの方法があると思います。同居の人間が居る人は不審がられない方法を考える必要があるかもしれません。
私のところでは、箸で取った食べ物を私の口に入れる前に食べさせていますが、それほど厳密にやっているわけではなく、1日1食2~3口程度のことが多いです。興味がないのか食べに来ないときもあってそういう時は放っておいてます。
私は食事を分けることは、「タルパが自分の外部に居る」というイメージを固めるためにも行っていましたが、そのほかに日常の刺激というか、遊び的なコミュニケーションの意味合いもあります。うちの家の関係性から見て、一緒に住んでいる仲間として同じ物を分けて食べるのは自然なことだと感じるという理由もあります。
この食事の際の習慣(やるやらないも含めて)は、各家でのタルパとの関係性によっても内容が左右されるものだと思います。つまり必須のことではないです。あれこれ試して、家の雰囲気にマッチした方法を探求してみると楽しいと思います。